津谷祐司 公式サイト

サンフランシスコなう


レイクタホでサッカーゲーム

2015/01/15

 

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冬休みは、6泊7日でタホへスキーに行った。タホは一つのスキー場だと思っていたが、オリンピック会場になったスコーバレーのほか、カークウッド、ノーススターなどスキー場が7つもある。今回は、湖を見下ろしながら滑れるヘブンリーに行った。サンフランからは車で3時間半だ。

 

子供3人を連れての旅行で、最大の課題は、大人がどう楽しめるかだ。下手をすると面倒を見に行っただけになってしまう。今回も様々な策を巡らせた。

 

大人が楽しむ策1 ホテルにリビングルームを持ち込む

まず、ホテルのチョイス。街や観光スポットに身軽には行けないので、どこに行く時も、多少お金がかかっても大きな部屋を取って、ホテル滞在を楽しむことにしている。大抵は、コネクティングルームになる。子供は2つの部屋を走り回り、かくれんぼして大満足だ。

 

一日のパターンはいつも決まっていて、朝はルームサービスでパンケーキとオムレツ。3人前だけ注文し、子供に取分けさせる。3枚のパンケーキをどう切って5人分にするか、が問題だ。我が家の家訓1番は、勉強より手伝いを優先、である。食事後の片付けまで、全員が役割分担し、軍隊的にビシビシ進める。その後は1、2時間、僕は物書き、子供は宿題。旅先での物書き・宿題は、皆、集中度が高い。早く遊びに行きたいからだ。仕事が進むので、僕も大満足だ。

 

策2 大人の自由のため、子供の自立を促す

さて、大人が楽しむ次の策は、子供が1人で滑れるようにすること。これは3年を覚悟している。今のところ、下2人はまだ滑れない。今回は、真ん中の子がターゲットだが、スクールを勧めても頑として拒否。3年前の長野で、吹雪の中、スクールに押し込んだのがトラウマになってしまった。

 

そこで、晴れた日に、僕がマンツーマンで教えることに。まず、ほとんど平らな斜面をゆっくり滑らせる。リフトまで転ばず辿り着き、ご機嫌の笑顔。2回繰り返したあと、中級コースにいき、僕と前後になってゆっくりシュプールを辿らせた。楽しかったらしく、以降、僕が抱きかかえて滑るのを嫌がるようになった。こうなったらしめたもの。あとは勝手に上達していくはずだ。一番下の子は、来年の課題。とりあえず今回は、夫婦交代で一人スキーを楽しめるまでにはなった。全員滑れるようになったら、スイスのマッターホルンへ連れて行ってやると言ってあるのだが、マッターホルンが何か全く分からないようだ。

 

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策3 肩の力を抜き、子供の目線に戻って遊ぶ

今回、意外な楽しみがあった。米国のスキー場のランチは、大抵がっかりする。寒さの中、熱いラーメンやカレーを食べたいのに、ぬるいピザやハンバーガーしかない。ヘブンリーは素晴らしいことに、アツアツのチリドックやクラムチャウダースープがあって、地ビールやカクテルまで充実していた。人気のスキー場だからだろう。

 

スキー以外に楽しかったのが、ホテルのプレイルームにあったサッカーゲーム。着いた日が吹雪いてたので、スキーをあきらめ暇つぶしにやってみたのだが、見事にはまった。4日連続で、スキーを早めに切上げ、夕食をかき込み、プレイルームに急いだ。ゲーム機が一台しかなく、別の家族と取り合いになっていたのだ。

 

毎日2時間もプレイしたので、腕前がかなり上がった。2人1チームになり、攻守別に担当。1人2本のバーを操る。トラップしてシュートとか、攻撃時はプレイヤーの足を上げ守備時は下げる、という基本動作も身に付いてしまった。相手のパスをインタラプトし、味方のシュートが決まると、ハイファイブ!白熱し、最終日には腕が上がらなくなった。何しに行ったんだか?(Y)

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