津谷祐司 公式サイト

サンフランシスコなう


LA アニメ・エキスポ 2016

2016/07/05

 

Anime_Expo-LA_01

 

今年で出展3回目。ジャパン・アニメは一段とパワーアップ!

 

▲ 開場前の様子。大混雑。

今年も「アニメ・エキスポ」の時期がやってきた。日本アニメーション振興会が主催する北米最大のアニメ・コンベンションで、7月1日から4日間、いつものロサンゼルス・コンベンション・センターで行われた。500社程度が出展し、前年比10%増となる10万人超が来場した。


 

ボルテージは、ブース面積を倍増。試遊とグッズ販売に注力した

 

▲ 2名のモデルに来場者は大興奮だった。

今年のボルテージブースは、面積が去年の2倍。訴求アプリを、新撰組がテーマの人気タイトル「Era of Samurai: Code of Love」とし、和風の門構えを建込み、イケメン剣士モデルとの撮影コーナーを設けた。


▲ 12台も設置した試遊機は終始満員状態だった。

試遊にも力を入れ、12台の端末で「Liar! の先行プレイ」やSFスタジオ製作の「AmeMixシリーズ」を遊んでもらった。
キャラ抱き枕やガチャ玉など、グッズ販売にも注力。ファンの購入意欲はすさまじく、イベント初日にはブースを取り囲むほどの大行列ができ、1人で1200ドル買ってくれたファンもいた。有難うございました。


▲ 取材を受ける津谷・東

実は過去2回、この熱気を恵比寿オフィスの社員に十分伝えられずにいた。海の向こうのことは、写真一枚では実感がわかないからだ。今年は、できるだけ多くの社員に体感してもらおうと、日本から20名、サンフランシスコから9名を呼び寄せることにした。自分たちが作ったアプリが、異国で熱烈歓迎されている。その様子を目の当たりにし、社員たちも興奮したようだ。


遂に、ボルテージのコスプレイヤーも現れた!

 

そして今年、遂に、ボルテージタイトルのコスプレグループも出現した。手作りだという新撰組の法被を着た4人組だ。感激して、一緒にポーズを決めて、写真を撮らせてもらった。

 

▲ 新撰組の仮装をする来場者、津谷・東で記念撮影。

 

思えばこの期間、会場周辺はコスプレ一色だ。我々が宿泊しているホテルでも、エレベーターのドアが開くとコスプレ団体。休憩で街のカフェに入っても、前後左右の席ほとんどがコスプレ軍団である。いくつかのグループに声をかけてみた。コスプレの衣装は、2週間から1カ月かけて作るそうだ。友達と集まり、材料を買いに行き、皆で手伝い合いながら作るという。

 

20年前、僕がUCLAの学生だった頃は、ジャパンアニメのファンというのは、暗い感じのオタクが多かった。サンタモニカのフィギュア専門ショップで、そういう人がじっとりとフィギュアに見入っているのを良く見かけた。ところが今や、アニメは友達とのコミュニケーションツール、遊びのネタなのだ。同好の士がワイワイ集まって衣装を手作り。男女半々に入り混じり、連れ立ってLAまで旅行し、朝、ホテルで着替えて、会場を練り歩く。アニメコスプレは、明るく楽しいメジャーな遊びになりつつあるのだ。(Y)

このページの先頭へ