人気のメキシカン・ファストフード『Chipotle』
2015/03/07
日本でもマクドナルドの顧客離れが話題になっているようだが、アメリカでもマクドナルドに替わって台頭してきているファストフードがある。メキシカン・グリル『Chipotle(チポトレ)』である。
サンフランシスコに住みだして、最初のうちは、日本でも慣れた味のマクドナルドのフィレオフィッシュを食べることも多かったが、最近手軽にランチという時は、決まってここへ。なぜハマったかと言うと、①温かい、さっぱりしたご飯(お米)が、②清潔な店で、③すぐ、食べられるからだ。
オーダー方法は、分かりやすくいうと、「サブウェイ」方式である。
① 店に入り、壁に沿った一列のラインに並ぶ。
② 自分の番になると、まず1人目のスタッフが、「ブリトー、ボール(丼)、タコ
ス、サラダ」4種類のどれかと、「持ち帰り(To go)か、店内飲食(For here)」
を聞いてくる。
③ 器が決まり、次に「ライスの種類(ホワイトかブラウン)」、「煮豆の種類(ブラ
ックかブラウン)」、「ピーマン・玉ねぎの炒物の有無」、「お肉の種類(チキ
ン、ビーフなど)」を選び、入れてくれる。
④ ここで、2人目のスタッフにバトンタッチ。
⑤ トッピングを選ぶ。サルサ、ワカモレ、サワークリーム、コーン、チリ、チーズ、
レタスなどから。
⑥ 3人目のスタッフがお会計。チップスやドリンクをつけたい人はここで注文。
注文からお会計まで、ざっと2分程度である。
私のお気に入りのメニューは、パンなどの小麦粉系に飽きた、辛いものが得意でない日本人にオススメ。
・ボール(丼)→ブラウンライス(もしくは、ホワイトとのハーフ&ハーフ)→ブラック豆→ピーマン炒め物有→チキン。
・トッピングに、サワークリーム、コーン、チーズ、レタス。
これで、6.95ドルである。
ただし、丼ものに慣れている日本人にとっては、ご飯が少なく豆とお肉が多くて、いわゆるご飯とのバランスが悪い。英語で交渉する気力のある時は、「ご飯多めで、豆と肉は少なめで」とお願いしたりしている。
サンフランシスコ近辺では、新しいショッピングモールには大体入っていて、私の生活圏のなかでも3 店舗もある。何と言っても、ヘルシー志向が受けているようだ。野菜を切るのも肉を焼くのも店内の見えるところで行っている。少し前の東洋経済かダイヤモンドかのビジネス誌にも紹介されていた。
アメリカでパン食に飽きた時は、ぜひトライしてみてください。日本にも、近々に上陸すると思うが。(N)