津谷祐司 公式サイト

会社改革の500日


【R2 vol.6】ボルアワで感じたポテンシャル

2020/01/28

 

今年のボルアワは、隠れたノウハウ発見がすごかった。

 
おぉ、社内にはこんなにノウハウが開発されていたのか!全然知らなかった!
冗談でなく、そんな驚きが満載の実績アピール大会が今年も行われた。
 
ボルテージアワード、通称「ボルアワ」と呼ばれるその大会は、半年に一度開催され、役職員から高得点を獲得したチームには賞金が出される。
 
 

現場のマグマと、読み物のポテンシャルを感じた。

 
この一年は、だいぶ持ち直してきたものの全社業績がもう一歩苦戦中という状況なので、売上や利益がドカン!というのは実際少なかったのだが、驚いたのは、その下に隠れるような形でいろんな試行錯誤が行われていたことだ。
 
もちろん僕も、いろんな試行錯誤が行われていることは会議で報告を受けている。制作が物語の作り方や編成方法を、エンジニアが新しい言語に挑戦、マーケティングが新しいキャンペーンの形を、管理やインフラが地道なコスト削減を試みていること。
 
しかし、大会で現場の担当者たちの話を聞いたあとに、質疑含み1件7分という短時間だが、プロジェクトがスタートした意外なきっかけや日頃と違う動きが聞けた。
 
京都で飛び込み営業でポスターを張ってもらったり、担当者数が減らされた事からやむなくプログラムの一本化に着手して成果を上げたり、細かなライセンス状況の見直し、どうしても黒字化しなかったタイトルが、売上伸長を断念し無駄削減に転換したことから成功したり。アプリでなくWEB配信の技術、マルチリンガルなど。
 
ただ、大会にはエントリーしていないチームもあると聞く。実績はあれど目の前の仕事が忙しいので、エントリー作業に時間がさけないらしい。
 

 
 

ポテンシャルを生かすべく、経営力を開発し発揮したい。

 
問題は経営力だ。まだまだ磨かねばならない。成長に資する正しい方向を明確に打ち出し、皆の力を集結させていきたい。
 
蛇足を承知でアイデアを一つ。成功の裏にはコケがあるはず。むしろコケなくして成功なし。偉大なコケを自慢する「大コケ大会」は成り立たないか?誰もエントリーしない?ならば、成功譚と同時にその前のコケを少し語ってもらうとか。チームで口論やトイレで泣いた話はよく聞くし、僕なら東さんと道端で口論、夢にうなされるなどが日常的だが、あんまり言いたくはないかな。

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