津谷祐司 公式サイト

会社改革の500日


【R4 vol.15】新オフィスを働きやすく。2点交互集中という働き方

2024/08/05

 

 

新オフィスレイアウトの経緯

 
いよいよ、オフィス改修工事が始まった。
組織の筋肉質化とテレワーク定常化により、広々オフィスに働く社員がチラホラという状況が何か月か続き、あまりに家賃がもったいないと3月に減床を決意しました。
 
旧オフィスはオープンカフェっぽい内装で皆さんも楽しんでいたと思うが、ここは別れを惜しみつつ、新オフィスも働きやすくなるよう工夫していこう!
 
 

予測される問題と工夫

 
オフィスが狭くなる(適正サイズ化)と起きる問題は、圧迫感、プライバシー欠如、集中力の低下、コミュニケーション変化など。
 
総務部では、使われ方を見ながら、出社シフト、レイアウトなどを調整すると思うが、個人レベルでもできることはある。会議室の予約、キャンセル適正化、スカイルーム活用、パーテション配置、デスク周りなど。色々試して欲しい。
 
大きいオフィスだと勝手には動かせない感があるが、小さいと、自分のワンルームのようなものだから、好きに飾り付けたり、工夫しやすいのではないか。
 
ガーデンプレイスに来てから19年、階や内装の変更は5回以上。業容の拡大や多様化によりオフィスは2,3年で変わるもの。今は今のオフィスを働きやすくしていこう!
 
 

2点交互集中、という働き方のメリット

 
さて、多角化を進めているが、働き方で最近気付いたことがある。一つのプロジェクトに集中するより、二つのプロジェクトA、Bを担い、節目ごとにA、Bを行き戻りした方が成果が出やすい、ということ。
 
「2点交互集中」と「1点のみ集中」を比較すると、以下のようなメリットがある。
 
①創造性と新鮮さの維持
 
節目で切り替えることで、新たな視点やアイデアが生まれやすい。Aで得た考え方をBに応用したら斬新なアイデアとなったり。同じ作業を長時間続けると飽きたり視野が狭くなるが、切り替えで防げる。
 
②スキルと知識の広がり
 
AとBの内容種類が大きく異なっていると、スキルや知識を広げる機会になる。一つのプロジェクトに集中するより幅広い経験が積める。
 
③1つが停滞しても、待ち時間が発生しない
 
相手都合でAが停滞し待ちになる事は間々ある。そんな時、Bに注力することでイライラしない。
 
④中止判断の阻害を防ぐ
 
事業の都合上、プロジェクトを中止した方が良いことは起こる。一つしか担当していないと、当面やることがなくなるといった理由で、中止判断を躊躇することになりがちだが、二つにすることで防げる。
 
 

切り替えのお試し

 
A、Bの二つを担い、節目ごとにA、Bを行き戻りした方が成果が出やすい、ということ。
A、Bが大きなプロジェクトで大勢が絡む時は、切り替えタイミングが難しいが、個人作業Cを入れておくと、同様なメリットを得られる。
 
一般に仕事は、一点集中の方が深堀でき、はかどるように思われるが、実務上は2点交互の方がよりよい、と思う。2,3年も働くと自然に身に付くスキルだが、苦手な人は、1日の中で、または1週毎に小さな切り替えを試してもらえればと思う。
 
 

人づきあいの多い夏になっている

 
7月は人づきあいが多かった。
 
1つは久しぶり本を書こうと思い出版の勉強会に入った。1人起業を営む人たち16人がメンバーだったが、各人の出版企画に触れることでアプリ以外の事業展開や営業手法を知り大変刺激になっている。発表機会が活発で、いつもとは違う人々の強大なエネルギーに触れつつ、呑み過ぎに気を付けている。本は、過去を整理し、新しい考えを得る貴重な経験だから、本業の飛躍に結び付けたい。
 
また、昔いた広告会社のIT部署主催の同窓会に東さんと参加した。100人近く集まった。当時、広告会社でITや新規事業に初期に携わった元若手の集まりで、今は定年前後の人も多いが、子会社で働く人、1人起業、先生、小企業の経営者、フリーランス、何もしてない人含め、様々に活躍されているようでした。
 
 
 

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